土地の値段

東京は地価が高く土地が余っていない地域であるため、一戸建て用の土地の広さのボリュームゾーンは20坪から30坪程度です。しかも建蔽率も60%といった物件があり、敷地内にびっしりと建物が建っているケースが多く、更に三階建てが可能な地域も多いです。従って、東京では南側が開けていない土地に一戸建てを建てる場合、日当たりの確保が一筋縄ではいかないケースが多く存在します。その結果がダイレクトに地価に反映されているのも東京の一戸建て用となる第一種低層住宅専用地域の特徴となっています。相場としては、北側が開けている土地と比べて南側が開けている土地は20%程度高くなります。西側や東側が開けている土地と比べても南側が開けている土地は5%から10%程度高くなる傾向があります。

南側が開けていない場合、必要になってくるのは間取りの工夫です。東京の一戸建てでよくあるケースとしては2階建ての一戸建ての場合、2階にリビングを持っていくというケースです。同様に3階建ての場合も、2階にリビングを配置する例が多いですし、日当たりによっては3階にリビングを配置するという例もあります。最上階にリビングを配置すれば、どの方向に開けている土地だとしても、リビングの日当たりに支障が無くなるからです。しかし、南側が開けていない土地でも1階にリビングを持っていきたいという場合も、間取りや建物の形次第で日当たりを確保することができます。まず、建物は敷地内で最大限北に寄せて、南側を出来る限り広く庭や駐車場など、建物でないスペースにする。そして建物の内部はリビングの上を吹き抜けにしたり、更に屋根に天窓を設置すると1階リビングでも十分な日照が確保できます。吹き抜けは、階段の配置を利用すれば、2階の延べ床面積の減少も最小限に抑えられます。東京で一戸建てを建てる場合、特に南側が開けていない土地の場合は、こうした間取りの工夫が重要なのです。